
電気自動車のリーフって新車で買うとすごく高いじゃない?
でも中古車ってかなり値落ちしてるから狙ってみようと思うんだけど、注意することとかある?

電気自動車は中古車で見ると、とても安くラインナップされていて魅力的です。
でも今までリーフに乗ったことない人であれば車の選び方を悩んでしまうでしょうし、あまりにも安い車だと不安になるのも当然です。
今回は中古車リーフがあなたにとって良い選択肢であるかどうかをお伝えします。
僕自身長らく新車ディーラーで電気自動車を販売していたこともありますし、実際にリーフに5年間乗っていた経験もありますので、どういった人が電気自動車リーフに向いていて便利に使えるかをアドバイスします。
ではあなたがリーフを買っても大丈夫なのか?そして買うとなればどういったところを注意すればいいのかを今回はまとめていきます。
Contents
リーフを中古で買っても問題ない人

リーフを中古車で購入するのであれば、初期型リーフから現行型リーフまで様々なモデルを選ぶことができます。
ただ電気自動車に乗ったことがなければ自分にはどのモデルが良いのかわかりにくく、電気自動車に乗ることで不便になるのではないかという不安がでるのも当然です。
電気自動車はその特性上ガソリン車でできていたことができなくなる場合もあるので、購入には以下の3点を確認する必要があります。
自宅充電設備があれば電気自動車は大丈夫
走行距離がそんなに長くないなら初期型でもいける
メインカーにするなら現行モデルじゃないと難しい
自宅充電設備があれば電気自動車は大丈夫
まずはいちばん重要なのが、自宅に充電設備がつけられるかどうかです。
あなたの家が持ち家で充電コンセントを付けることが可能ということであれば、まず1つ目のハードルがクリアできます。
リーフはガソリンの代わりに電気で走るわけですが、自宅で充電できない場合は日産ディーラーなど外部の充電器が必要です。
ちょっと前までは2,000円の定額充電し放題サービスを行っていてとてもお得に使えたリーフですが、充電サポートプログラムのZESP3に改定されてからは内容大きくが変わり、急速充電の使用はかなり割高になりました。
つまり自宅に充電設備がない場合充電のたびに10分350円の課金がなされるのですが、日産の充電器はだいたい45kWhなので10分の充電であれば7.5kWh充電されるわけです。
リーフは実質電費は7km/kWhぐらいですから50km走るのに350円ですから、7円/kmとガソリン車とそれほど変わらない走行コストです。
もちろんプレミアム10、20、40とプラン内容によっては急速充電の無料回数が多かったりしますが、その分価格は高くなるので自宅充電のように気軽に使えるものではありません。
それにもし急速充電運用するとしても一度に電力がたくさん入る現行モデルでなければ、走るたびに急速充電が必要になりその旅ディーラーで10~30分待つことになり面倒です。
バッテリー容量が多くて一度に充電できる量の多い現行モデルであればコストを度外視すれば急速充電での運用はできますが、旨味は少ないですから自宅に充電設備が使えることを前提に車選びをしたほうが良いです。
走行距離がそんなに長くないなら初期型でもいける
自宅に充電器をつけることはできたので、あれば第一関門は突破です。
次は一日の走行距離の問題です。
あなたが通勤や仕事などで車を使っていて、毎日100km以上走るという場合は24kWhの中古リーフは選んではいけません。
このモデルのリーフは満充電であっても150kmぐらいが実質の航続距離なうえ、中古リーフはある程度バッテリーの劣化がありますから、実際には100~120kmが走行可能な距離だと考えましょう。
数値だけ見ればこれだけ走れば毎日の運用は可能のようにも感じられますが、電気自動車はその特性上冬など寒い時期には航続距離がかなり削られてしまいます。
まず気温が下がるとバッテリー性能が低下し、走行距離が1割ほど減ります。
これはバッテリーの温度が回復すれば戻りますが、それまでは走行距離は下がりますし急速充電の速度も遅くなるなど弊害が多いです。
もう一つが暖房による消費電力の増加で、2割ほど走行距離が減ります。
電気自動車はガソリン車と違い熱源がないため電気で熱を作り出します。冬場にエアコンを使ってる人はわかると思いますが、夏よりも電気代が高いです。
それはつまり暖房のほうが商品電力が大きいからです。
こういったことから2~3割ぐらいは実質的に削られますから、120km走行可能なリーフであっても100kmも走れない計算になります。
そうなってくると冬場の運用は絶望的。
ですので、普段の使い方が近場の送迎や買い物用の足車とするのであれば、価格の安い24kWhモデルを。
通勤などでそれ以上走るのであれば、30kWhモデルや現行モデルのリーフを購入するとよいでしょう。
メインカーにするなら現行モデルじゃないと難しい
普段からメインで使う車にリーフを選ぶのであれば、現行モデルのリーフを選びましょう。
短距離走行メインのセカンドカーならば価格の安い24kWhモデルでも十分ですがファーストカーとなると話は別です。
ファーストカーは電気自動車として充電や走行距離などある程度は制約があるとしても、一度にガソリン車とそれほど違和感なく乗れる航続距離がないと不便です。
初期型リーフの中古車の場合、ちょっと遠出しようにもそのたび急速充電で時間を浪費したりバッテリー残量を気にしながら運転する必要があるなど、非常に面倒です。
さらにZESP3で急速充電はしっかり有料ですから、電気自動車のランニングコストの優位性も感じられません。
もはや電気自動車が嫌いになります。
ただ40kWhモデルであれば300km、62kWhモデルであれば400km走ることができますから、ガソリン車で毎日ガソリンを入れるような走り方をする人でなければ普通に乗ることができるでしょう。
自宅で充電してそのままガソリン車のように走ることのできる現行モデルなら、ファーストカーにできます。
リーフを中古で買うときに注意したいこと

自分にあうリーフを見つける基準をご紹介しました。
では実際にリーフを購入する時に注意したい点をお話していきます。
バッテリーの寿命
きちんと整備できる店か
バッテリーの寿命
リーフのバッテリーの寿命はメーター内にある右側のバッテリー容量の部分の右端に表示されている小さなセグです。
最大の状態で12個表示されていますが、これが12もしくは11以下のモデルを買うのは非常に危険です。
これはリーフの落とし穴でもあるのですが、この12このセグメントは均等に割り振られえているわけではありません。
僕がリーフに乗っていたときOBD2端子を使って車両情報を確認することのできるリーフスパイというツールを使っていました。
そしてこのツールで試したところバッテリー容量について下記のような事がわかっています。
ポイント
12セグ 100~85%
11セグ 84~75%
10セグ 74%~
これは僕自身の車で検証した結果です。

リーフスパイは詳細のわかるものではなく、表示はあくまで目安ではあります。
ただこういった情報もあることから

なんてことはないと思ってください。
もし検討中のリーフのバッテリーが10セグだったら、最悪残量が7割り切ってる可能性もあるわけです。
ちなみに上記の表から、12セグであっても9割残ってるとも言い切れないのがリーフの怖いところです。
購入する際は、可能な限りセグがけのないもの、あっても11までというのは肝に銘じてください。
きちんと整備できる店か
リーフはガソリン車に比べてメンテナンス箇所が少ないことがメリットな車です。
ただしメンテナンスが全く必要ないわけではなく、動的なものですから定期的な点検は必要になります。
特にブレーキ周りは重要です。
リーフはブレーキをあまり作動させないからと言って、フルードの交換を怠っていたりパッドの点検をしてない車などもいます。
そういった車は、急なブレーキを使った時にしっかり踏み込めなかったり、錆びてもろくなったブレーキパットが最悪分解してしまうなど非常に危険です。
メンテナンスがあまり必要ない個体とはいえど、購入時には必ず整備してから受け渡しをしてもらってください。
では今回の記事をまとめます。
まとめ
・リーフの中古車は自宅で充電できないとメリットは薄い
・一日の走行距離に応じたモデルを選ぶ
・バッテリー容量を表すセグは均等ではない。11セグ未満は買わない
・受け渡し前には必ず整備してもらって
リーフの中古車は乗り方によっては、軽自動車よりも便利でお得に使える車です。
ただし用途や状態を見て購入しないと後悔する場合もあるので、購入前にしっかりと用途などをチェックしてください。
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